糸でも針金でもない新しい中綴じ!
針金じゃないからシュレッダー可能、紙だからお子様の手も傷つけない、人にも環境にも優しい製本方式です。
『色こより綴じ』とは
和紙をこより状にひねり、のり(糊)で固めたひも「水引」で製本する新しい綴じ方です。糸や針金ではない点が、一般的な中綴じの製本とは大きく異なります。
和紙綴じや紙のホチキス(ペーパーホチキス)といった表現もされていますが、豊富な色の種類と、「こより」というわかりやすい表現をとって『色こより綴じ』という名前を採用いたしました。
今まで冊子やパンフレットを作成する際、針金が使用できず中綴じが選択できなかった業界の方、新しいエコの取り組みをアピールしたい企業の方も『色こより綴じ』で問題を解決いたします。
こよりの色も7色あり、デザイナーの方はデザインのプラスアルファで今までにない提案ができます。
安全対策や環境対策の取り組みをサポート!
色こより綴じができるまで
『色こより綴じ』の製本機は国内でもまだ数台しかなく、対応できる工場は限られています。
量産可能な製本機では、1時間に1,000~1,300冊製本することができます。A5サイズ~A4サイズまで製本可能です。
こよりのセットされた針で穴あけし、そこからこよりを通します。
最後に、熱圧着し製本していきます。
卓上の製本機では、1時間に250冊製本することができます。
小ぶりながらパワフルで綴じる力は強く、手でセットするため名刺サイズから製本可能です。
「ポケットパンフレット」は卓上の製本機で作成しています。
色こより綴じの4つのメリット
①安全
玩具の説明書から保育園、幼稚園などの施設など、お子様が触る冊子は多くあります。
色こより綴じは、針金ではなく和紙のこより(水引)を使用しているのでお子様の手を傷つける心配が軽減できます。
保育園、幼稚園の施設のパンフレットに使用することで安全面のアピールもできます。
食品工場では、異物混入の防止のためにホッチキスの持ち込みや使用を禁止しているところが多いと思われます。そのことから冊子においても針金を使用しない製本を選ばれているのではないでしょうか。
医療現場でも同じく異物混入の他、針金による怪我の心配もあります。『色こより綴じ』では針金を使用いたしません。安全対策の取り組みの一つとしてご利用ください。
②環境にやさしい
中綴じではまだまだ針金が主流です。『色こより綴じ』においては綴じている「こより」も古紙としてリサイクルが可能です。
環境に配慮した取り組みのレポートやパンフレット、会社案内、SDGsの取り組みの一環としてもアピールできます。
③デザインのアクセントに
中綴じの特徴としては背に針金が見えます。『色こより綴じ』では「こより」の色を7色から選ぶことができます。
冊子の内容や種類によって色を変えたり、デザインの一環として使用することもできます。
針金にはできない、デザインのアクセントにご利用いただけます。
④燃えるゴミとして捨てることが可能!
神社、仏閣などにおいては燃やせるという事が大きなポイントになるのではないでしょうか。
冊子などもそのまま燃やせます。
綴じ方の種類、対応サイズ
中綴じ(背を色こよりで綴じます)だけでなく、平綴じ(ノドを色こよりで綴じます)、片綴じ(色こよりで一箇所綴じます)で製本することもできます。
A4、A5、B5、名刺のサイズに対応しています。